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「我書アート」を一緒に楽しんでみませんか?

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定年退職して三年、静かにできる趣味を探していましたが、「我書」(わしょ)というものに出会い、我が意を得ました。「我書」とは自分の心を内観し湧きあがってくる言葉を墨文字で画用紙に書くもので書くことによって自分を励まし癒すことを基本としています。書道と違い、書体も自由でその時の感性で表現します。指導してくださるのは、我書を考え出した東京在住でアーティストの滝本洋子さんです。1990年代から「我書」アートとして詩画の創作をはじめ、個展や雑誌などで作品を発表しておられます。ワークショップの場所は、東京代々木の桜花亭で毎月一回十人程が集まり行なわれています。明治神宮そばの日本庭園の中にあり、緑に囲まれて一日じっくり自分と向き合うことができます。 私がワークに初めて参加した時に浮かんだ言葉は「人間の絆」でした。作品はその場で額装してもらい、家に飾って毎日目にし、この言葉の意味を深く考えることにしています。このワークに参加する人は、主婦、会社員、弁護士、経営者などさまざまですが、苦しみや葛藤のある人はもちろん、人生経験のある中高年の方におすすめです。自分の中にある深い本質に気づくことで本来の自分を取り戻すことができると思います。皆さんも墨文字アートで自分探しをしてみませんか。 |
山形県山形市 三浦恭右 |
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